4月の末、好天に誘われて、牡丹の花も見頃かと大船植物園に出かけた。大型連休の入り口の週末なので、他人は皆、観光地や外国に出かけて大船植物園のような所は人出が少なくてゆっくりできるだろうと想像していたが、思いに反して園内はかなりな賑わいだった。
目的の牡丹コーナーはそれほどの人だかりはなかったが、大きな三脚を据えてカメラを構えているマニアが目に付いた。この公園は三脚を使用することを禁止してないのかも知れないが迷惑この上ない。
    この時期、ここの目玉には牡丹のほかに「ハンカチノキ」の花がある。別名「ハトノキ」(Chinese Dover Tree)ともいう。原産地は中国・四川省、貴州省、雲南省北部などの海抜1800から2200メートルの山地とのことある。中国名はキョウ(王偏の共)桐および水梨子というのがあるらしいがいずれも意味は分からない。希少種とのことで植物界のパンダといわれているそうである。
下に花の写真を載せたが、白い大きな花びら(正確には包)がハンカチを想像させる。ひとつの花に二枚の包が付いており、二枚の大きさには差があり、大きい方は長さ15センチメートル位ある。
    この花の大きな包が散る様は、白い鳩が舞い降りるが如くに見える。「ハトノキ」の由来はこんなところにあるのかも知れない。
    また、この花には強烈な匂いがある。芳香とは言い難いが、かといって悪臭でもない。
    インターネットでも検索してみたが、興味ある話題はなかった。しかし、日本ではこの木を38万円で売っているとの話にはちょっと驚きだった。植物界のパンダとあればこの位の値がついても不思議はないのかもしれない。
    インターネットといえば最近、ADSLを導入した。ネットサーフィンには極めて快適である。
ところが、モデム(Creative社製のUSB接続タイプ)ドライバーのインストール時にちょっとしたトラブルがあって使用開始に時間がかかってしまった。私のPCはOSをWin.MEと2000のデュアルブート(HDDは分けてある)で使用しているが、MEでモデムドライバーをインストールしても2000用のドライバーがインストールされてしまう。結果として、接続ができない。ドライバーCD-ROMのファイル構成を見るとW2Kなるフォルダーが含まれており、これが影響していると判断し、CD-ROMからドライバーを一度PC上にコピーし、コピーしたドライバーからW2Kなるフォルダーを削除しインストールしたところ、無事使用できるようになった。デュアルブートの場合、このような現象が必ず起こるのかどうかはわからない。
    下図はハンカチノキの花。
      

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