パソコントラブル@初秋


ナンバンギセルの花

  この一週間は、何とも充実感が伴わないで忙しく過ぎていった。そもそもはたった一台しか持ち合わせのないパソコンの不具合が発端である。その不具合の原因は自分にあるのだから、復旧のために、時間の合間を見てただ黙々と取り組まざるをえなかった。私のパソコンは、3年ほど前に購入したものをベースに、ケース、電源、マザーボード、CPUを換え、HDDを2基増設したもので、OSはWindows 95と2000を乗せデュアルブートで使用していた。別に不都合もなく使用していたので、Windows 98もCD-ROMを以前に購入していたがそのままにしていた。
   そんな折、Windows MEの特別版が安価に発売されることになったので、思い切って購入しアップグレードすることにして作業に取り掛かった。ところがWin 95がインストールされてるHDDが古いものだから容量が1.1GBと小さく、新しいOSをインストールするためには、空き容量不足で一部のファイルを他のHDDにバックアップコピーする必要が生じ、移動を始めたのがそもそもの間違いだった。パソコンに詳しくもない者が如何に用心深く作業したとしても、間違いは起こるものである。結局は初歩的なミスを犯した結果、私のパソコンは全く動かなくなってしまった。幸いに、何人かの助言を得て、復旧を試み動くようにはなりましたが、未だに完全復旧には至っていない。メールも当初からの古いモデムは復旧できず借り物で何とか用を足しているのが現状である。メールといえば、幸いなことにWebメールのアカウントをメインに使用していたので、出先でインターネットにアクセスしている人のパソコンをちょっと借用して、手間もかけずにメールをチェックできた。 ツリフネソウの花今、漸くと目途がついてちょっと息をついているところである。しかし、いろいろと行事がある時に限ってトラブルが起こるものであるということも悟りました。

   10月のかわら版もそのような訳で一夜漬けで書いてる次第で、また、書くべき内容も持ち合わせてないので、何となくお茶を濁すような内容で、かわら版を冒涜するようで忸怩たる思いに駆られますがご容赦ください。

    添付の写真は、上がナンバンギセル、下がツリフネソウです。
   ナンバンギセルは、ススキなどの根に寄生する花なので葉に隠れてしまって、人目につきにくい。8月末から9月中旬ごろに魅力的な花をつける。万葉の時代には「思い草」と呼ばれていた。
   ツリフネソウは、ちょっと湿り気のある所に咲くが、昔は田舎の浅い林の中などによく見られたが今はどうなのであろうか。 名前は、花の形が舟に似ていることから付けられたらしいが、この写真からはちょっと想像しにくい。